ZRXのバルブクリアランス 2
前回の続きです。
バルブクリアランスをシックネスゲージで測定。功和ではマニュアルに載っている計測の方法とは
別に1つのカム山で2~3箇所計ります。
特に重要視しているのがカムが回転してきてバルブを押し始める手前での計測。
マニュアル通りの計測だとバルブが開き始めるタイミングがバラバラになってしまう。
EX 0.18~0.24 IN 0.13~0.19 これがZRX1200Rのバルブクリアランス
測定してみると



どのバルブもクリアランスが狭くなっていました。
ダンボールに数字が4段書いてあるけど上2段がエキゾースト側 下2段がインテーク側です。
計測の数字は2箇所ですが、計測している時はこの他の場所も測定しています。
測定が終わったらカムシャフトを外します。
調整のシムがこの下にあります。このシムの厚さを変更する事でクリアランス(隙間)を変えていくのです。



上の写真の様にマグネットを使ってシムを抜き、ダイヤルゲージで測定、厚さを変更して戻します。
シムの厚さが沢山あるのでこの様に在庫がないとヘッドは数日間、開けっ放しなってしまいます。
又、全て交換した後にカムシャフトを取り付け、クリアランスを測定するので失敗したら涙です。
続く
バルブクリアランスをシックネスゲージで測定。功和ではマニュアルに載っている計測の方法とは
別に1つのカム山で2~3箇所計ります。
特に重要視しているのがカムが回転してきてバルブを押し始める手前での計測。
マニュアル通りの計測だとバルブが開き始めるタイミングがバラバラになってしまう。
EX 0.18~0.24 IN 0.13~0.19 これがZRX1200Rのバルブクリアランス
測定してみると



どのバルブもクリアランスが狭くなっていました。
ダンボールに数字が4段書いてあるけど上2段がエキゾースト側 下2段がインテーク側です。
計測の数字は2箇所ですが、計測している時はこの他の場所も測定しています。
測定が終わったらカムシャフトを外します。
調整のシムがこの下にあります。このシムの厚さを変更する事でクリアランス(隙間)を変えていくのです。



上の写真の様にマグネットを使ってシムを抜き、ダイヤルゲージで測定、厚さを変更して戻します。
シムの厚さが沢山あるのでこの様に在庫がないとヘッドは数日間、開けっ放しなってしまいます。
又、全て交換した後にカムシャフトを取り付け、クリアランスを測定するので失敗したら涙です。
続く
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