高校生の息子にアタックをやらせよう!って事でフリーライドを新たに手に入れたのですが
前オーナーさんが
『Rブレーキが効かないんです!』と譲り受けるときに言っていました。
自分が以前乗っていたフリーライドもオフロードパーク白井でRブレーキが効かなくなった事もあり
このフリーライドも同じか~と作業を進めました。
バンジョーボルトのOリング+銅ワッシャの対策をして、キャリパー、マスターも分解清掃をしました。
ピストンは酷い段付きです。
マスターの蓋にも中を大気圧にする穴があいているのですが、それも詰まっていました。

街中でテストをした時は症状が出なかったので、F井君に試乗がてら白井で乗ってみてもらうと・・・
『Rブレーキが効かないっす!』って無線!
何回かエア抜きをすると効くようになる、現場でローターの振れをチェックし修正を試みたのですが
変わらず・・・
もう一度、色々チェックをすると清掃したハズのマスターシリンダーのピストンに
シリンダーのアルミカスが付着している!
掃除をして、試乗すると今度はエアは入らないけど
ロックするほどペダルを踏んでもロックしないで進みます。
パッドを見ると、面取りしたはずのパット面に樹脂みたいな物が付着している。
清掃しても同じ様になる。

ディスクを真鍮ブラシ+色々なケミカルで掃除しても同じです。
多分、フェードした状態で走ってパットの材料として使われている樹脂が表面に浮いてきて
その樹脂がディスク板にも付着 高温で付着し、固まったので樹脂コーティングのローターになってしまったようです。
パッド、ディスクは新品に交換しました。
RキャリパーのピストンとO/Sも新品を注文しました。
ところが!新品のO/Sを入れて、新品のキャリパーピストンを入れたら
ピストンの動きが悪すぎです。

っていうか、ピストンが油圧で押し出しても動かないし
戻らない・・・
こんな新品を組んだら、
またフェードしてしまうんじゃないか・・・?
装着してあった、ピストンも段付き摩耗をおこしていました。
それを以前の修理作業で研磨してあるので、仕方なくそっちを取り付けすると・・・

正常に動きます。
国産キャリパーだとこんな事無いですよね~
この組み合わせで取り付けをして、信州大町チャレンジフィールドで走行してみました。
結果、不具合は治りました~!複数のトラブルが同時進行していたんですね~

これで、息子に乗らせる事が出来ると思います。
バイクショップの日常?のブログを書いていま~す。
気になる『イベント』が有りましたら、ご来店くださいね~!MS功和ブログモトショップ功和 TEL03-3412-6161
レンタルバイク代田 TEL0120-94-8199 
ランキングに参加しています。クリックをお願い致します。